森の妖精と団長さん
どうしていいか分からず2人を交互に見ている私
王様は私たちのことを知っているんだ…。
「わ、私も!ずっとルカさんを支えていきます!」
思わず口に出た言葉に王様が大きく笑った。
「アハハ!…良かろう!お前たちの婚約を認めよう。」
「!!ありがとうございます!」
頭を下げ、ルカさんを見れば、嬉しそうに笑っていた。
「これから、もっと大変じゃと思うが、ルカを支えてやってくれ。」
優しい顔の王様はコウ王子のように柔らかい雰囲気を纏っていた。