先生が私に恋をした
そして、それからあわただしく一ヶ月が過ぎた
8月の土曜日だった

ー返したいものがあるんだ、今夜会えないかな?ー

真治からメールが届く
CDを返すつとりでいたため、連絡先は消さずに残して
おいたんだ

その連絡がこの先の私を、、、私の人生を大きく
変えていく

ー分かった。私も返したいものがあるからー

そう返事をして、待ち合わせ場所を決めた

場所は私の家から一駅ほど離れたとこだった
あ、この公園、日野先生の家の近くだ

この一ヶ月、先生ともかっしーとも特に進展はなく、
というか、私がストップてるんだけど
まだ、わたしの心が誰にあるのか
誰と一緒にいたいのか、ハッキリと決まってなかったから

先伸ばしにしてることを悪いと思いつつ
私は使える時間を目一杯使って、自分の気持ちと
必死に向き合っていた

そろそろちゃんとしなきゃ
そんな思いばかりが先走ってた。
だって、空回りするのも本意じゃないと思うから
先生たちの気持ちは充分過ぎるほど、もったいないと
思うほど、私に注がれていた

それに甘えていたのかもしれない

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