大好きな君に

公園から駅までは5分。


藍くんと歩くといつもあっという間に感じる。


2月ということもあって、公園には誰もいなかった。


「藍くん!ブランコしよ!」


はしゃぐ私を見て藍くんは笑った。


でも遊び始めると私より楽しそうに遊んでいる。


「俺こんなに高くこげるもーん」

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