初恋レモン
「…なにこれ。」
「どっかの屋敷か…?」
「ハンパね~…。」
「でか…。」


どうやら家の大きさに驚いていたみたい。
確かにうちは大きい。
なにせ3家族が住んでたからね。
今はおじいちゃんおばあちゃんと
おばさん夫婦だけだけど。
私のいとこに当たるおばさん夫婦の息子、
竜輝君こと、竜ちゃんはもう20歳で
島を出てるけど、昔は竜ちゃんも一緒だったから。


「ほら!固まってないで入りな~!」


お母さんの一言でやっと動き出した4人。


「菜々んちってすごかったんだね。」


「そうかな?
でも、農家の仕事は人一倍
頑張ってると思ってるけどね!」


って言っても
私はお店の手伝いしかしてなくて
実際頑張ってるのはおばさん夫婦だけど。
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