初恋レモン
「あの、訂正していいですか?」


海人君がスッと手をあげた。


「僕は友達ではないです。
菜々さんとお付き合いさせて頂いています。
旭海人です。」


海人君だけがもう一度頭を下げた。


この言葉、今日だけで2回も
聞いちゃった。


正直、私から話すつもりはなかったんだけど
海人君がこうして隠さず話してくれたのが
やっぱり恥ずかしかったけど嬉しかった。


3人は海人君の姿を見て
ニヤニヤしてるし…。
赤面しているのは私と…


「な…、な…、」


別の意味で顔を赤くしている
友博おじさん。


「菜々ちゃんに彼氏なんて…
俺は認めんぞーーー!!」


そうなんです。
私、おじさんに溺愛されてました。
だから話すのやめようと思ってたんだよね…。
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