外見9割、性格1割。
どうしよう。やばいよ!!
鬼男と住んでる事、まだ話してないのに
こんな事知られたら絶対に怒られるよ。
愛琉「うわー!!!嬉しい!」
やばい。動揺が。
モロ、棒読みだよ。
愛琉「あ、えっと。
ちょっとだけ待っててー!
あの、部屋散らかってて
片付けたいんだよね。」
母「何言ってるの?
部屋散らかってるのはいつもの事でしょ。」
そうだけど、違うくて。
あーもー!どうすればいいの?
愛琉「あ、あの!話してなかったんだけど
一緒に住んでる人いて...」
父「誰だ?男か?」
愛琉「そんな訳ないじゃん!
私だよ?男なんて有り得ないよ!
あの、友達!たまたま知り合った
友達が家なくて困ってて...
部屋、空いてるから貸して
あげてるんだよねー!
だから、その子に電話したいから
ちょっとだけ待ってて!」