外見9割、性格1割。

築「要するに、両親に
バレなきゃいいんだろ。」

愛琉「そうだけど、でも無理だよ。」

築「俺に任せろ。
とりあえずそっち行くから
お前は適当に合わせろよ。
余計な事は絶対に言うな。」

愛琉「...う、うん。」

本当に大丈夫なのかな?
でも、私じゃどうする事も
出来ないし、ここは一先ず
鬼男が帰ってくるのを待とう。

ーガチャ

愛琉「ごめん、お待たせ。」

家の中に入ったお母さんは
目を丸めていた。
無理もない。こんなにも
綺麗なリビングを見たのは
私自身、記憶にないくらいなのだから。
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