外見9割、性格1割。

愛琉「まあ、一緒に住んでるからね。」

白戸「そっか。」

不思議な事に白戸くんは
私の家を知っていた。

白戸「ここだっけ?」

愛琉「あ、うん。そう。」

あれ?私、白戸くんに
家の場所言ったっけ?

白戸「上がってもいい?」

部屋を見ると電気がついていた。
そっか。鬼男、もう帰ってきたんだ。

これから2人になるのは
気まずいけど、でもまたルール
守らなかったら鬼男に文句
言われるし今日の所は断ろう。

今日避けても、どうせ明日
顔合わせなきゃならないし。
この家に帰る限り私は鬼男を
避ける事は出来ない。

愛琉「ごめん。今日はもう
鬼男、帰ってきてるから、また今度...」

て!待って!私、白戸くんに
あいつと住んでる事話しちゃったよ!
やばい。まずい。秘密なのに。
気緩めすぎて忘れてたよ。
< 239 / 424 >

この作品をシェア

pagetop