クールな無気力男子は、私だけに溺愛体質。
「え、どうして?いいじゃん。ゆるちゃんも一緒に食べようよ!」
「それとも俺が食べさせてあげようか?」
2人の目が私をまっすぐ見ていて恥ずかしい。
こういうイケメン部類の方々に見られるのなんて初めてだもん。
「いや、私は……」
「え〜ゆるちゃん顔赤〜い、可愛いなぁ。俺本気出して狙っちゃうかも〜」
────ガチャ
日比野さんのセリフに困って目をキョロキョロさせることしかできないでいると、ダイニングの扉が誰かによって開かれた。
「お、早凪じゃん」
っ?!
その名前を聞いて、さらにボッと顔が火照るのがわかる。よく考えたら、私、彼に髪の毛に触れられて、あんな至近距離で顔を見られたんだ。