だから何ですか?Ⅲ



結局はこれもまた堂々巡りなのかと息を吐いたタイミング。



『・・・あ、』


「なんだよ?」


『いや、・・・高城に関係はないんだが。・・・あの日、亜豆と雨月が一緒に居たなぁって』


「雨月・・・って、大道寺か。それこそ社長なんだからパーティーにいても不思議じゃなさそうだけどな」


『まぁ、そうなんだけどな。だから、関係ないって言っただろ。でも・・・あるいはあいつになら凛生も打ち明ける話があったんじゃないかって・・・、』


「・・・・でも、確か大道寺さんって」


『そ、現在長期海外遠征中』


「だったよな・・・」



そう、亜豆がいなくなって警察も探偵も当てにならないと思った時、当然この人に頼ることも考えたのだ。


それでも連絡を取ってみればさっきの理由で本人も応答がなければ会社の方からも取り次いでもらえなかった。


きっと、今も同じ状況だよな。と結局は溜め息で締めくくるしかない現状。


まだまだピース足らずの成り行き任せって事か。


そんな一気には解決しない問題であると痛感し、すっきりしないまま海音との通話も終えておく。


結局はふりだしのまま。


地道にサイを振って進めって事か。





片想いからからのゲーム再開。





再開出来るだけマシだと今は飲みこもう。



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