だから何ですか?Ⅲ



『・・・伊万里さんが好きですよ』




本心でありながら残酷な繋ぎとめであったと自ら認めよう。


別れを口にして心は縛りつけたままだなんてどこまで酷い女なのか。


今更・・・ミケがどうして私に何も言わずに姿を消したのか理解した。


ミケが私に嫌われることを望んだのかも。


全てを理解しても尚・・・それを選んで行動してしまう。











『さようなら____』


たとえ心が違えても

2人だけの世界であるのなら

『いずれまた』と淡い夢を見る。






だって・・・私達は呆れる程お互いしか見ていないでしょう?


そんなの2人だけの世界で生きていると言ってもおかしくないでしょう?






だから・・・お願い。





『好きです、』



私を恨むほど好きでいて。



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