once again〜season2〜
父が、兄に継いでもらいたいと思っている事、女の私にそこまでさせてもいいのかと思っていると、知人に話をしているのを偶然聞いたから、私は家を出た。長男がいるのに会社を任せられないのが辛い、経営者としての資質は私よりもあるはずだと。父が男に拘ったのは、自分と同じ立場にしたくなかったんだろう、将来私が結婚した時に、会社を継いでしまっていたら、周りからの厳しい目がある事を。自分がその目と闘ってきたから、同じ思いをさせたくなかったんだと。
家を出た後、兄は帰ってきてくれた。
自分の夢を捨てて、悪いとは思った。でも、どこかで兄も分かっていたからこそ、戻ってきてくれたんだと私は思っていた。
そして、経営者として力を発揮した。
父の目にも狂いはなかったんだ、と私は思った。
「涼香?それで、どうするの?このままだったら兄さん、SEIWADO出ちゃうよ?蓮さんとの結婚どうなるの?」
「うん。そこなのよね…」
瑠璃と私は頭を抱えた。
兄が何を考えているのか、見えなかった。
後、父がこの事を知ったらどうなるんだろう。まだ、父がフルで仕事なんてまだまだ体力的に無理だと思うし。
私に会社を任せようとするのか、どうなのか…
「涼香、私もどうにか出来るのか、考えてみるね」
「……うん、お願い」
家を出た後、兄は帰ってきてくれた。
自分の夢を捨てて、悪いとは思った。でも、どこかで兄も分かっていたからこそ、戻ってきてくれたんだと私は思っていた。
そして、経営者として力を発揮した。
父の目にも狂いはなかったんだ、と私は思った。
「涼香?それで、どうするの?このままだったら兄さん、SEIWADO出ちゃうよ?蓮さんとの結婚どうなるの?」
「うん。そこなのよね…」
瑠璃と私は頭を抱えた。
兄が何を考えているのか、見えなかった。
後、父がこの事を知ったらどうなるんだろう。まだ、父がフルで仕事なんてまだまだ体力的に無理だと思うし。
私に会社を任せようとするのか、どうなのか…
「涼香、私もどうにか出来るのか、考えてみるね」
「……うん、お願い」