once again〜season2〜
どうにかなるかもしれない、と蓮さんが言ってきた。

どうにか…
蓮さんは蓮さんで、回避出来るかもしれないと、違う方向から模索していた。

「まだ、話がちゃんと出来ていないから、決まったら話するよ。大丈夫、俺は君を離しはしないから。安心して、仕事は仕事として頑張ろう」

「蓮さん…ありがとう」

私は会社内だと言うのに、蓮さんに抱きついていた。

「蓮さん…ありがとう。愛してる」

「俺もだよ。誰にも渡さないから、安心して、誰よりもあいしてるよ」

見つめ合った私達は、そのまま…

「…コホン、ここ会社ですが?」

「え?あ、きゃ!し、室長!」

「匠、遠慮しろよ…気が効かないな」

慌てて離れた私達に、溜息をつきながら、室長は蓮さんに話しかけた。

「いいのか?さっき電話で話してた事で、連絡取れたから教えてやろうと思っで来たのにさ」

「え!ほんとか?匠!」

「あぁ、伝えたから折り返しが俺にかかってくるよ。向こうは構わない、ってさ。陽の話じゃ、ちょうど探してるらしくってさ、次の所。案外いけるかも?ってさ」

「……分かった。かかっきたら、教えてくれ。涼香、ちょっと社長室に来てくれ、さっきの話するよ」
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