once again〜season2〜
室長と蓮さんから大丈夫だと言われた私は泣いていた。
安心して、ホッとしたせいもあったけれど、人と繋がりの深さに感動していた。

よかった…

私はすぐに園田さんに連絡した。

「……ごめんなさい、園田さんに連絡していいですか?」

「早く連絡して。お義父さんに知られたら、後戻りが出来なくなる」

「分かったわ。…もしもし?園田さん?涼香です。兄さんは?もしかして父に言った?」

「え?まだですよ。今日話をすると、時間作りましたけど…」

「ええ?き、今日?園田さん!止めて、兄を止めて!父にはまだ言わないで!お願い!なんとかなりそうだから、って話をして!」

私の危機迫る声が響いたのか、園田さんは、分かりましたと、すぐに電話を切った。

お願い。間に合って…

「なんだって?園田さん」

私が大きな声で叫んだから、蓮さんが心配そうに聞いてきた。

「今日、これから話をするって…、園田さんに止めてって頼んだけど」

「間に合ってくれるといいな…蓮」

「匠…俺たちは、病院の方を考えよう。大丈夫だ、園田さんは止めてくれるよ」

お願い…園田さん。
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