once again〜season2〜
私の思いを聞いた蓮さんは、すまないと小さく言った。

謝らなければならないのは、私。

いつも、私の事を考えて動いてくれる蓮さんにばかり迷惑をかけている。
それが申し訳なかった。

「着いたよ…」

話をしていると、私の実家に着いた。
家の前で、車に乗った園田さんと目が合った。

「園田さん…兄は?」

頭を下げながら、園田さんが車から降りてきた。

「今、部屋にいらっしゃいます。会長には私が話をごまかしました。多分大丈夫かと。私も一緒に行きましょうか?」

心配そうに私を見る園田さんに私は、大丈夫と返事をした。

「では、お願いしましたよ。涼香さん」

私は頷くと、蓮さんと一緒に家の中に入った。

「ただいま。兄さんいる?」

「あら、涼香、蓮さんもどうしたの?来るなら連絡ぐらいしなさいよ、この子は…」

「兄さんに用事があってね、すぐ帰るから…」

玄関で、出迎えてくれた母に軽く挨拶をして兄の部屋に向かった。

コンコン

「兄さん?入るわよ」

兄の返事も待たずにドアを開けた。
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