不良な彼と恋の契約
「はいはい、ちょっと待ってね!」


明るい声に弾んだ声。

想とは違う女の声。

まさかーーっ。



ガチャーー。

やっぱりーー。

「あれ?たしか、片瀬さんだよね?

もしかして、想迎えに来た?
けど準備間に合わないし、先行った方がいいよ?」

私の用事をあんたが決めるな、と言いたい。
だけど我慢した。

しかし、随分雰囲気が変わった。
金髪の髪は、ストレートの黒髪になっていた。

ジャラジャラしたアクセは、シンプルにーー。
ネイルは、エレガント。

派手なメイクはナチュラルに、、それがまた整い過ぎてムカついた。


「あれ?リナちゃん?
おはよっ、どうしたの?」


私に気づいた想は、リビングから出て来た。

そんな、私が一声掛けようとした瞬間ーー。


「あーもう、時間ないよ。
想、あたしが髪してあげる。
なんなら、少しメイクしてさあ「いいよ〜そう言う訳だからリナちゃんごめんねっ」


いつからーーーー。


壊れてしまったんだろう。

友情は、脆い。


「わかった、じゃあ学校でね!」

きっと、今ーー私の顔は醜いだろう。

私はーードアを睨みつけた。

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