壊れるほど君を愛してる
プロローグ



私は壊れるほど君を想っていた。



たとえ、どんなに酷いことを言われていたとしても。



でも、君に出会わなければ良かった。



こんなことになるのなら……そう悔やむ私が嫌いだ。



どんなに酷いことを言われたって良かった。



君への想いを隠して、生きていこうと思っていた。



これが勘違いだとしても、ずっと言いたかったな。



――ごめんね。さよなら、大好きだよ。




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