5人の王子とお姫様!
『おめでとうございまーす!景品はなななんと!テーマパークのペアチケットでーす!意中の子を誘えばモテ度アップ間違いなし!!
では、景品をどうぞ!』
お札が入るくらいの封筒が司会者から光邦に進呈された。
光邦が小さくガッツポーズしてるのは、やっぱりモテ度アップを狙ってるんだろうか。
まさか、私を誘う口実になると光邦が内心で思っているからとはつゆ知らず。
何でもないことのように私は全く気にしてなかった。
『さて、豪華景品の意味することに皆さんも気付いたことでしょう!
ビンゴ大会再開です!お次の数字は…ーー』
すっかりノリノリの実況で司会者が大会を進行していく。
「……当たった」
次にビンゴしたのは、空だった。
珍しく、眠気を忘れてビンゴ大会にのめり込んでいた空。
景品が何かは分からないけど、この大会に並々ならぬ想いを寄せているのは明らかで。
しっかりした足取りで舞台へと向かう。