5人の王子とお姫様!







『後夜祭に参加の皆さん、フォークダンスが始まるのでお集まりくださーい』



アナウンスが響いて、グラウンドに人が集まっていく。


私たちも行こうかと後ろを振り返ると、何やらみんなで話し込んでいた。



「由々しき事態やぞ。誰が天音と踊るか」


「もちろん、天音ちゃんに選んで貰えばいいんじゃないかな」


「選ばれなかったら悲しいから却下!」


「いっそ清々しいね、琉羽」


「……俺も、天音と踊りたい…」


「……くだらねー」


「そーんなこと言って、ふーだって期待してるくせに!」


「っな!べ、別に期待してねーよ!」



そんな会話が繰り広げられているとは知らない私。


その結果……



私は全員と踊ることになった。


その理由を聞くと、全員一致で「天音と踊りたいから」らしい。


まあ、私も楽しい方がいいから、別にいいや。


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