5人の王子とお姫様!







最初のターンは光邦。


陽気な音楽に合わせて手を繋ぎながら踊る。


「なんや、意外に楽しいな。ここらで一旦回ってみるか?」


光邦の提案に乗って、その場でターンしてまた手を繋ぐ。


……確かに、楽しいかも。


「ふふ、うん。楽しい」


笑みが溢れて、素直な感想を述べると光邦が一瞬固まる。


みんなと踊ろうって言われた時はどうなるかと思ったけど、最初に光邦と踊ったことで緊張が解けた。


「……なーんや、調子狂うなあ」


「ん?」


「いーや、何でもあらへん」


そう言う光邦は、若干顔が赤いような気がした。


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