秘密の恋~絶対に知られちゃいけない恋だったのに~
そこに現れたのは華の弟みたいなもんの怜児だった。

「さっき華ちゃんにも会ったけど、一緒じゃなかったんすか?」

「マジか?
どこで見た?急いでる。教えてくれ。」

俺は今日の経緯を説明した。

「なら、俺も一緒に探しますよ。
夜の街は任せてください。」

さすがママの息子だ。ナイス弟。

いろいろなパイプがあるんだろう。電話をかけまくってくれている。

「マジ?わかった。すぐ行く!」

「お兄さん!俺のダチが空き部屋の鍵を借りにきた女がいるって言ってます。
もしかしたら、そこで、華ちゃんを・・」

なんだって?
血の気が引く。

「とりあえず行きましょう。そんな遠くない。」


そこは、繁華街の外れにあるマンションの一室だった。

マンションの前では怜児の知り合いらしきオトコが待っていて鍵を渡してくれた。
怜児の案内でそっと中に入る。

「この部屋です。普段はお金のないカップルとか、不倫中の人とかに貸すんすけどね。」
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