秘密の恋~絶対に知られちゃいけない恋だったのに~
「やめて~!」

怜児からOKの合図が出た。
オレは居ても立っても居られず踏み込んだ。

そして扉を開けると華は両手を上にベッドの手すりに縛られて寝かされていた。

「華!」

華に覆いかぶさるそのオトコを見てカチンときた俺はオトコの股間を思いっきり蹴り上げた。

「どけ!俺の華に何すんだ!」

オトコは何が起こったかわからず床にうずくまってのたうちまわっている。

華は俺を見てホッとしたような顔をした。

「佑介・・・」

俺は華の手を縛っている紐を解き、華が解放されると抱きしめた。

「華・・・。」

頭をなでる。
あー。なんてこと。怖かったろうな。

「佑介・・・怖かった。」

華の怯えた顔と震えてる体があまりにも不憫で愛しくて唇に俺の温もりを落とした。

華の唇と俺の唇がくっついたところから華の震えが収まっていく。

ふと我に返って周りを見ると怜児がオトコの上に馬乗りになって動けないように押さえつけていた。

小早川は放心状態で固まっている。

そこへ扉を開けて入ってきたのは怜児の知り合いのオトコと、そして・・・

ミカちゃん?

「詩乃?なにやってるの?あんた・・・。」

知り合いなのか?
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