秘密の恋~絶対に知られちゃいけない恋だったのに~
「苦労したんだな・・・俺には想像つかないくらい。」

ふわりと華を両手で包み込んだ。

「ひくでしょ?こんな話。」

「ひくかよ。その経験が今のお前を作ってんだから。それより、これからのお前を支えてやりたいって思うよ。」

「ありがとう。」

華が俺にギュッとしがみついた。
かわいい・・・

「副業禁止の会社に入ったからバレないようにあんな目立たないかっこしてたのか?」

「それもある・・けど・・大学の時にわたしが借金まみれになったときに、周りにいた人たちがみんな去って行って・・・人を信用できなくなってたのも大きいかも。」

「そっか・・・。でもさ、もうバレてもいいわけだろ?顔。」

「まぁ・・・。でも朝倉部長と佑介がいたから、やっぱりマスクと眼鏡は外せなくて・・。」

「あ、部長か・・・。それはなんとかしてやるよ。それに今更もしキャバクラで働いてたことがバレたところで現在進行形じゃないからなんもなんないだろ?」

「そうかな?」

「だよ。」

「・・・」

「まぁ徐々に・・だな。」

「うん。」

「とりあえず、お風呂入ろ。」

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