秘密の恋~絶対に知られちゃいけない恋だったのに~
俺たちは一緒に風呂に入った。
風呂の前に華は化粧を落とした。初めて見るスッピンがかわいすぎる。

そういえば化粧落としたことなかった。それも俺に及川華だとバレないため・・だったんだろう。

今まで知らなかった華の素顔は、透明感のある透き通った白い肌に綺麗で上品に配置された目鼻立ち。眼差しは嘘がなく澄んでいて真っ直ぐに俺を見つめる。
アモーレでのケバい化粧や、会社での黒縁眼鏡に縁取られた偽りの華じゃなくて、これがほんとの華なんだ。

「お前・・・ヤバイ。」

「何が?」

「スッピン・・・」


風呂を出たら華の髪が乾くまで俺は悶々としながら待った。

生乾きの状態でベッドにもぐりこんだ華に襲いかかる。理性なんてぶっ飛んでいた。
朝までずっと俺たちは愛し合った。


次の日、昼頃起きた俺はベッドの横に華がいないことに気づき、ハッとした。

まさか・・・。
けど、キッチンでかすかな音がしてることに気づき胸をなでおろす。
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