秘密の恋~絶対に知られちゃいけない恋だったのに~
『今日夜から来んだろ?家で待ってて。』

『俺海外事業部の打ち上げで遅くなりそうだし』

佑介からあのあと来たLINE。

今日は年末最終日。明日から正月休みだ。
だからというのもあって、朝から営業マンたちがこぞって、領収書やら小切手やらをわたしのところに持ってきており、さきほどの衝突が起きたというわだ。

毎年最終日は早めに切り上げて簡単に掃除をし、部内で打ち上げをする。

わたしは当然だけどい今まで参加したことはない。今年だって特に参加するつもりもない。
今更・・・わたしを誘う人もいない。

早めに仕事を切り上げて、まっすぐ家に帰り、そのまま荷物をつめて、佑介の家に直行した。

途中で夕食の材料を買って、佑介の家のキッチンでブラウンシチューを作る。
これなら明日も食べられる。

ひとりでさみしくシチューを食べ、お風呂に入ると早々とベッドにもぐりこんだところで、佑介からLINEが来た。

『ぶちょー。アモーレ付き合えってよ(泣)先寝といて。』

『はい。部長のおもりがんばってください』

返事を送ると、寝ようとするが、寝れるわけない・・・佑介いないのに・・・。


何度も寝返りを打つ。佑介、誰と話してるのかなぁ~?アユちゃんかな?きっとそうだよね・・・。

気になる。何もないのわかってる。けど・・・
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