秘密の恋~絶対に知られちゃいけない恋だったのに~


そんなこんなでちょっと大掃除らしきことしたり、買い出し行ったりしながら大晦日を迎えた。

夜中から初詣に出た。
東京都内はどこに行っても人が多い。人の少なそうな神社を選んだつもりだけど、やっぱりなかなか歩けない。

「疲れるな。やっぱ家でまったり正月迎えるほうがよかったかな?」

「ん。でもこういうのもいいよ。わたしは佑介と一緒だったらほんとはなんでもいいの。」

「バカ。俺もだし。」

二人でバカップルみたいなこと言い合いながら、手は恋人つなぎ。
もうわたしたち、いい歳(29歳と27歳)なんだけどな・・・。

「あ、佑介。あけましておめでとう。」

「年明けたの?」

「うん。」

スマホのトップ画面が1月1日と表示されていた。

「おめでとう。今年も・・・よろしく。ずっとだぞ・・・」

「うん。よろしく。」

歩きながら、手をギュッとした。



ながいことかかって神社の拝殿にたどり着き、二人で手をあわせた。

『ずっとこのまま二人でいれますように・・・』

今年こんな願い事することになるなんて去年は思ってなかったな・・・

去年までは初詣は明日実さんと来ていた。
今年もどうって誘われたけど、カレシができたからと断ったところだった。

『よかったわ~。瀧ちゃんだいぶん落ち込んでたからね。わたしは祝福しちゃう。』

明日実ママから祝福のLINEが来ていた。
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