秘密の恋~絶対に知られちゃいけない恋だったのに~
早速家帰ってから華に電話入れる。

『はい。』

いつも通りの落ち着いた華の声に仕事の疲れがぶっ飛ぶ。

『アモーレまた付き合わされてた。』

『そう。おつかれさま。』

つれないな。あいかわらず。
俺がアモーレとか行ってて、他の女としゃべってても全然焦りもしねぇのはおなじだ。

『俺さ。来週から忙しくなる。』

『何かあるの?』

『大口のクライアントのライラックホールディングスのシステム入替があんだ。それ成功させたら、課長に昇進が確約される。』

『ほんと?!すごい!佑介。がんばって!じゃぁ出張増えるね。シンガポールだったっけ?』

『そ。しばらく週末もシンガポールになること多くなるし、なかなか一緒に過ごせないかもな。』

『うん。わたしは大丈夫だから。がんばってきて!』

『ん・・・そうだな。』

ほんとにコイツは俺がいなくてもちゃんとやっていくんだろな・・・俺だけなのかな。こんなに華が恋しいの・・・。

『今週末はずっと一緒にすごすからな。』

『うん。』

電話を切る。

待ち遠しい明日。
今週末を終えると俺は1か月日本には帰れない・・・

明日の夜から月曜日の朝まで離さねぇ・・・。
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