秘密の恋~絶対に知られちゃいけない恋だったのに~
俺は、帰りの飛行機に乗る前に華のお土産を買った。

思わず、空港の免税店で手に取った指輪。
こんなん渡したら華・・・ひくかな・・・指輪なんて・・・婚約したわけじゃあるまいし・・・

けど・・・俺は・・・やっぱ心配・・・。


部屋に戻ると金曜日だったけど、華はまだ来てなかった。
今日は締日だし、残業か?

華から
『伝票多すぎ!ちょっと残業。』ってLINEきていた。

8時半くらいになって華が帰ってきた。
俺は疲れていたけど、パスタを作って待っていた。

「佑介!おかえり!」

急いで歩いてきたのか頬が紅潮していて、キラキラした瞳がやばい。

今すぐでもベッドにはこびたいくらいだけど我慢。
でも・・・華を抱きしめた。
華のにおい・・・久しぶりすぎて、幸せすぎて死にそう・・・。

「華。食べよ。」

「うん。疲れてたのにごめん。作ってくれたの?私も作ろうかと思って買ってきたんだけど明日にまわすね。」

2人で食べるパスタ。
そして、お風呂に入って、そのままベッドになだれ込んだ。

夢中で華を抱く。
華の声が耳に響いてクラクラする。
華の体温が俺の体に染み渡る。

「佑介・・・会いたかった。わたし今すごく幸せ。」


華の笑った笑顔を俺の胸に閉じ込めたい。

全部俺だけのものにしたい・・・。
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