秘密の恋~絶対に知られちゃいけない恋だったのに~
シンガポールと日本の往復でかなり疲労もたまってる。

ゴールデンウィークも仕事でないといけないくらいの忙しさだったけどなんとか残業を多くして、華の誕生日だけは休みをとりつけた。

「華。誕生日おめでとう。28歳だな。」

せっかくだし、と思って、シンガポールに華を誘った。
俺は仕事もあるから会社の経費でホテル泊まれるし。

休みなんて今日と明日2日だけだ。
3日目以降はまたそのままシンガポールで仕事。

「ありがとう。シンガポールなんて来たことないからうれしい。」

華ははしゃいでいる。

「明日まで休みとれてるから、デートいこ。ホテルのディナーも予約してるし。」

「あ、その前に・・・。佑介忙しくて全然言えてないから・・・。課長昇進おめでとう。」

華がはにかんで笑った。かわいすぎる・・・。

「うん。ありがとう。」

「忙しくなるけど、がんばってね。佑介ならなんでもこなせるよ。」

まぁ。。。そりゃぁな。俺だし。
でもさ・・・それはお前いてこそなんだけどな・・・。

俺は華に誕生日プレゼントにピンクガーネットの小さな石が等間隔で入っているブレスを買った。
華にはなぜかピンクを選んじまう。

「いいの?こんな高いもの。」

「こういうときくらいプレゼントさせてくれよ。お前にちょっとくらい贅沢させてやりたいじゃん。今まで節約生活してたんだし。」

「うん。ありがとう。」

そのあとの二日間は夢のような時間で・・・
もうこのまま仕事せずに2人でホテルでずっといれたらどんなにいいだろって思った。

けど・・・現実は違うわけで・・・
3日目の朝はやってきた。

華はゴールデンウィークの間は滞在してくれることになった。

俺が仕事の間は観光とショッピングしてるって。
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