秘密の恋~絶対に知られちゃいけない恋だったのに~
その日の夜に限ってライラックの社長が飲みに行くと言ってきかない。

せっかく華いんのに・・・
舌打ちしたいのを隠して、俺は華に遅くなるLINEする。

結局11時過ぎまでつき合わされ、俺はホテルに帰った。

「瀧さん、どうしたんですか?何かあせってませんか?今日。」

秋田さんに言われて、顔に出てたんだと気を引き締める。

「いや、あの実は彼女来てるんで。ちょっとはやく帰りたくて・・・」

「え?あ、なんだそうか・・・。ゴールデンウィークですもんね。世間は。
へぇ・・・会ってみたいな。瀧さんの彼女に。」

秋田さんは今回はホテルが同じらしい。

俺は会いたいという質問には答えずに、
「じゃぁ。また明日。」
と言って部屋に入った。

「華。」

ホテルに帰るなり、抱きしめる。
あぁやっぱり華がいい。

「佑介。」

甘くてとろけるようなキス。

このままベッドへ直行。
だって、また明日華は帰ってしまう。

まるで遠距離恋愛してるみたいじゃないかよ・・・。ホント・・・。
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