秘密の恋~絶対に知られちゃいけない恋だったのに~
次の日の朝はホテルのブッフェで朝食をとるために下に降りた。
もう俺がホテルを出たら、華は帰る。

「華帰っちまうのか・・・。」

食べながらぼやく俺。

「仕方ないよ。仕事だもん。わたしは大丈夫だから。」

気丈に笑う。やっぱり華より俺のほうが好きだよな・・・。華のこと・・・。

食べ終わって、席を立ったときだった。

「あ、瀧さん!」

この声は秋田さん。

「あ、彼女ですか?」

華の方を見た。そして、華も秋田さんを見る。

「え?華?」

「尚人《なおと》?」

華の顔が凍り付いている。秋田さんも・・・。

しかも尚人ってなんだ?


俺の顔もこおりついてんだろ?たぶん・・・。
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