秘密の恋~絶対に知られちゃいけない恋だったのに~
「待ってください!無理したらダメだってお医者さんが。」

倒れたのは昼前だったはず。
ってことは5時間ほどここで眠ってたわけか・・・睡眠不足もあったし・・・ちょうどいいだろ。

「そういうわけにはいかないよ。忙しいんだから。」

「瀧さん!ダメですって!」

ガシッと腕をつかまれた。
そういえばこいつもずっとついててくれたのか?

「お前、ずっとここにいたのか?」

「はい。愛する瀧さんの世話だったらぜんぜんこれくらいしますよ!」

ニコっと笑ってピースサインをした。

何だ、コイツ・・・。

「お前の予定もあっただろうに、1日つぶしちまったな。お礼はまた今度するよ。
あ、来週どっかで昼飯でもおごるよ。」

「え?そんなん・・・いいんですか?」

赤面しているけど・・・そりゃお礼くらいしないと・・・

「また連絡するから連絡先教えろ。」

「はい。じゃぁ・・・」

LINEを交換した。

「あ、このこと、会社に連絡とかしてないよな?」

「ええ。してません。」

「誰にもいうなよ。」


医者を呼んでもらったら、元気そうだし帰っていいとのことだった。
くれぐれも無理はしないようにとのこと。

俺は、会社にもどった。

やること山ほどあんのによ・・・倒れてる場合じゃないって・・・。



その週もやることは山ほどあり、また金曜日も遅くなった。

けど、ちゃんと華を家に呼び、また華を抱きしめる。

こいつが俺のすべてなんだよ・・・
華がいるから頑張れる・・・。
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