秘密の恋~絶対に知られちゃいけない恋だったのに~
「及川さ~ん!今度の管理部の女子会行きます?」

管理部の女子会にも誘ってくれる女子社員たち。

「え?わたしなんて行ってもいいんですか?」

「いいに決まってるでしょ。
前は話しかけづらかったから・・・。今の及川さんならいつでもOKだよ。」

本田萌絵などのめんどくさい女子がいるのは確かだが、誘ってもらえるなら顔出そう。

「行きます。また日時教えて下さい。」


駅までの道では崎本さんに会った。

「華ちゃん。久しぶり。元気だね。
何?瀧帰ってくんの?」

やっぱりこの人にはかなわない。表情で全部読み取られてしまう。

「というか、わたしが行きます。シンガポールに。」

「ふうん。」

「あ、課長昇進おめでとうございます。」

「あー、ありがと。仕事増えてめんどくさいよね。なんて言ったら怒られるけど・・・。今日は久々早く帰れるからマキんとこ行こうと思ってね。」

「仲いいんですね。マキくんとは。」

「まぁね。小さいころからずっと一緒にサッカーやってたからね。腐れ縁だよ。」

へぇ・・・サッカーか。
そういえば佑介って何やってたんだろう?
わたし何も知らない・・・ダメだな。彼女として・・・。

「まぁ俺も明日から香港だからね。今日はリフレッシュするよ。
じゃぁね。瀧によろしく。」

崎本さんも前みたいに誘ってはこなくなった。
やっぱり、佑介とつきあってるって会社でも公表した方がいいのかもしれない・・・

イヤでもそれは・・・
本田萌絵のような女子がいる限り・・・無理だ・・・

会社にいづらくなる・・・。
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