涙を流す度君に恋をする
どこからか唯衣が庵の桜高校に受験すると聞いて
いてもたってもいられなかった。

だって庵の桜高校は偏差値71で
もちろん俺なんかの頭じゃ行けないすげー所。

でも、ここで俺も庵の桜高校行けないと
唯衣とまじで喋れなくなる...。
もう死ぬほど勉強した。
睡眠時間削って遊び時間削って
親に塾通わせてもらって参考書買って
1月頃には、合格判定Aをもらえるほどやりまくった。

「悠斗って志望校庵学だったんだね。
その...私もなの、一緒に受かれたらいいね。」

「おう、」

久しぶりに唯衣から喋りかけてもらって
もう、まじで嬉し過ぎて
素っ気ない返事だったけど
この気持ちをバレないようにするためにはあれで精一杯。
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