触れられないけど、いいですか?
「あー、可愛い!」
翔君が満面の笑みを浮かべ、私にご飯を食べさせてくれる。
……そんなに直球で可愛いだなんて言われると、変に照れてしまう。
「美味しい」
「俺も美味しい」
「え? 何が?」
食べてるのは私だけなのだけれど……翔君は何が美味しいのだろうか。
「俺にご飯食べさせてもらってるさくらが可愛すぎて可愛すぎて、見てるだけでお腹いっぱいになってくる!」
「……っ」
よく、そんな恥ずかしいことをストレートに言えるな! と、私の顔の方が熱く赤くなる。
……でも、嬉しい。
「……これからも、時々こうして甘えていい?」
「勿論。毎日でもいいよ」
「時々!」
こんなにも優しく幸せな気持ちになれるのなら、熱を出すのも悪くないな、なんて思った。
翌日、熱はすっかり下がりました。
End
翔君が満面の笑みを浮かべ、私にご飯を食べさせてくれる。
……そんなに直球で可愛いだなんて言われると、変に照れてしまう。
「美味しい」
「俺も美味しい」
「え? 何が?」
食べてるのは私だけなのだけれど……翔君は何が美味しいのだろうか。
「俺にご飯食べさせてもらってるさくらが可愛すぎて可愛すぎて、見てるだけでお腹いっぱいになってくる!」
「……っ」
よく、そんな恥ずかしいことをストレートに言えるな! と、私の顔の方が熱く赤くなる。
……でも、嬉しい。
「……これからも、時々こうして甘えていい?」
「勿論。毎日でもいいよ」
「時々!」
こんなにも優しく幸せな気持ちになれるのなら、熱を出すのも悪くないな、なんて思った。
翌日、熱はすっかり下がりました。
End


