特別な日常〜Xmas限定短編集〜






クリスマスということも忘れ

ひたすら溜まっていた残業をこなした。




いや忘れるために残業を
今日に回したのかもしれない。




気づけば30歳。貰い手は誰も現れない。




「終わりました」



少なからずその原因を作ってる

私の好きな人 上司の澤村真二。



「今日おれのうちこいよ」




「え?」



てっきり今日は誘われないと思ってた。

だって部長には彼女がいるから



「これは、部長命令だ」



いつも強引な部長。

そんな部長の強引さに「いいえ」といえない私。




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