この愛を純愛と呼んでもいいのなら
あれから数日…

翔ちゃんからはたまに連絡が来てたけど
お客さんとしてそれなりにしか
返信もしてなかった。


週末の賑わう店内に
翔ちゃんが飲みにきてくれた

凛桜:翔ちゃん!久々やねー、元気しとった?

翔匠:ぼちぼちなぁ!笑笑
おー、そうや
今度みんなで美味しいご飯食べいこや!

凛桜:うん、ええね!行こ行こ!
(春葵にも悪いし、後で適当に断っとこう。)

翔匠:ほな今から予約とるわあ!

凛桜:今から?!

翔匠:もしもし?4人で予約を………


よしゃ予約とったで!明日!(笑)

凛桜:明日?!嘘やろ?!(笑)

めちゃくちゃな人やなあって思いながらも
この強引さが嫌いやなくて面白いと
思ってしまってる自分も居たのに驚いた

この間初めて会ったとは思えないくらい
自分のペースに全部持ってって
周りの話も聞かずに
ガハガハ笑い飛ばしてる翔ちゃんが
なんだか可笑しくて
私もつられて笑ってるこの空間が
居心地良かったのは春葵に内緒。
< 5 / 7 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop