この愛を純愛と呼んでもいいのなら

翌日、お店の女の子と翔ちゃん、
翔ちゃんの後輩くんの4人を連れて
廻らないお寿司屋さんに行った

よくよく考えてみると
翔ちゃんって羽振りもいいし
こんな高価なお店にも余裕で入っちゃうし
何者なんやろ？
そんな疑問を抱えたまま食事会は始まった

将来の話、やりたいこと、家族、友達、
今まであったこと
色んな話をお酒の力で話しているうちに
翔ちゃんが社長さんなことや
やりたい事があるなら自分で
やったらいいなんて話も
たくさん聞かせてもらった

翔匠:凛桜、この間ピアス失くしたんやろ？
来週買い物行くか、買うたるわ

凛桜:うん！予定見て見とく！

今までお客さんと買い物とかプライベートで
1度も会ったことがなかったのに
不思議と誘われたことが嫌じゃなかった私は
二つ返事で引き受けていた。