この愛を純愛と呼んでもいいのなら
凛桜:来ちゃった…。
私は翌週、翔ちゃんと隣県に買い物に来ていた。
さすがに居心地のよくて
気も使わなくていい翔ちゃんだけど
2人で買い物ってことは
キスくらい覚悟しとかんとされるんかな
そんなことが頭の中でループして
ソワソワしてる私をよそに
翔ちゃんは余裕に優しくリードして
私と買い物にまわってくれた。
決断力のない私は新しいピアスを
これがいいと決められず、
慣れてないせいかこれを買って欲しいとも
お願いできずにいた。