俺の同僚曰く、世界平和はどんちゃん騒ぎと笑顔でできている「下」
「お飲み物をお配りします!」

小町がコップを一人一人に渡し、それぞれの好みの飲み物を注ぐ。そして、もうすることは一つだ。

「平和を喜んで、乾杯!!」

アレックスがそう言って、天井にコップを掲げる。

「乾杯!!」

対策本部の残りのメンバーも一斉に言って、同じようにコップを掲げた。そして一気にコップの中身を飲み干す。

みんなが同時に飲み干した奇跡に誰かが笑い、それが伝染して会議室は笑いで包まれた。俺も堪えようとしたが、大声で久しぶりに笑った。

「リーバスが笑うなんて…!感激!」

リリーがわざと泣く真似をした。

「本当だヨ!やっぱり戦争が終わるのは、夢じゃないんだネ!」

リーがコップに烏龍茶を注ぎながら言う。

「……お前たち、俺を何だと思っているんだ?」

俺が笑いすぎて痛んだ腹をさすりながら訊くと、「とても頼り甲斐のある、世界平和対策本部の議長!!」と全員の声が揃った。

「うるさいぞ〜!!」

俺はそう言いながらも、笑っている。みんなも笑って楽しそうだ。

こうして、楽しいパーティーは幕を開けた。
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