俺の同僚曰く、世界平和はどんちゃん騒ぎと笑顔でできている「下」
リリーの顔は、とても嬉しそうだ。そのかわいらしい笑顔に、どれだけの男が振り向くだろう。

「いつも、リボンやレースがついた服が多いだろう。警察だから敏感でないとな」

おしゃれなフローレンスは、すぐにわかるだろうがな。

リリーは「今日は、とても特別な日になるから」と言って真面目な顔になる。その表情が浮ついた話を拒絶している気がして、俺は告白できないままとなった。



会議室に入った誰もが、リリーがいることに驚いていた。それは当然だと思うのだが、リリーは「ひど〜い!」と言って拗ねていた。

とはいえ、会議は順調に始まりそうだ。時間になったので俺はみんなに席に着くよう呼びかけ、みんなはそれに応える。

「さて、お前たちも知っての通りあと二週間ほどで、長く続いた大戦が終わる。そこで、今までの会議を振り返り反省会を開こうと思う」

会議は恐ろしいほど順調に進んでいった。いつもは会議を脱線させるリリーやアレックスたちが静かに会議に参加しているからだ。

何も起きなければいいのだが…。俺は心の中で呟いた。
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