俺様御曹司は期間限定妻を甘やかす~お前は誰にも譲らない~
「お疲れ様です。御社のご提案は素晴らしいものだったみたいですね」
「君に認めてもらえているなら、お世辞でも嬉しいな」
堅苦しい挨拶を抜きにした、気安い口調。
もしやふたりは知り合い?
私の立ち位置からは藤堂副社長の後ろ姿しか見えない。
濃い灰色のスーツがバランスの取れた体躯によく似合っている。
「……道木さん、藤堂商事の藤堂副社長よ」
はあ、と溜め息交じりにチーフが紹介してくれる。
どうやら私の訝しむ視線に気づいていたようだ。
「彼はうちの副社長の学生時代の友人なの」
「君もだけどね。初めまして、あなたが道木さん?」
如月さんの言葉を遮るように藤堂副社長が振り返って、口を開く。
采斗さんよりも全体的に長めの黒髪に垂れ目がちの二重の目と高い鼻梁。
ひとつひとつのパーツがはっきりしていて、とても整っている。
中性的な雰囲気のある采斗さんとはまた違う、落ち着いた雰囲気のある美形男性だ。
私の夫の周囲にはどうしてこうも容姿が整った人たちが多いのか。
類は友を呼ぶとはよく言ったものだ。
「君に認めてもらえているなら、お世辞でも嬉しいな」
堅苦しい挨拶を抜きにした、気安い口調。
もしやふたりは知り合い?
私の立ち位置からは藤堂副社長の後ろ姿しか見えない。
濃い灰色のスーツがバランスの取れた体躯によく似合っている。
「……道木さん、藤堂商事の藤堂副社長よ」
はあ、と溜め息交じりにチーフが紹介してくれる。
どうやら私の訝しむ視線に気づいていたようだ。
「彼はうちの副社長の学生時代の友人なの」
「君もだけどね。初めまして、あなたが道木さん?」
如月さんの言葉を遮るように藤堂副社長が振り返って、口を開く。
采斗さんよりも全体的に長めの黒髪に垂れ目がちの二重の目と高い鼻梁。
ひとつひとつのパーツがはっきりしていて、とても整っている。
中性的な雰囲気のある采斗さんとはまた違う、落ち着いた雰囲気のある美形男性だ。
私の夫の周囲にはどうしてこうも容姿が整った人たちが多いのか。
類は友を呼ぶとはよく言ったものだ。