一匹狼と野良猫。


「はぁー!!
ごめんなさいね?

あんた達に構ってる暇なんてないの。
他当たって頂戴」



我慢の限界が来たのか、男性陣に冷たく言い放つが

誰も一行に動かない。



彼女の頭にふつふつと怒りが込み上げ

爆発寸前のその時、



「わりぃ玲花。
やっと買えたわ」



男性陣の背後から現れた滉牙さんは

ギロりと鋭い目付きで男達を見る。

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