一匹狼と野良猫。


ーーーーーーー

ーーーーーーーーーーー



気がつくと見慣れた天井。



..........ここ、は



辺りを目だけで見渡すが人の気配すらない。

自然と自分の顔に触れると頬が濡れている。



夢の中で泣いていたのだろうか。

全く身に覚えがない。



ゆっくり上半身を起こし、服の袖で涙を拭う。



その瞬間、



ーーーーーっ!!!!!


アイツの顔がフラッシュバックする。

< 218 / 624 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop