一匹狼と野良猫。


玲花さんは驚いた顔をして、すぐ笑顔に戻る。



「ゆいちゃんそれはね、恋っていうのよ」

「........こい?」

「そう、恋。
ゆいちゃんは滉牙に恋したのよ」



優しく微笑み、教えてくれる玲花さんに

胸のモヤモヤが取れた感じがして

心が軽く感じる。



..........こい。

こいって、こんな感じなのか.....



「ゆいちゃんは本当に素直ね♪
鈍感なあのくそ野郎とは大違いだわ。

応援してるからね♪」



そう言って玲花さんは手を握ってくれた。

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