一匹狼と野良猫。


「いい方法がある。」



ふと聞こえた声。

みんなしてそちらを向くと病室の扉ぼ方に



「........滉牙さん」



腕を組んで扉に凭れかかる滉牙さん。

仕事終わりの様で、スーツ姿。



「コウ!!
あんた仕事なんかしてる場合じゃないわよ!!」

「あぁ、そうだな。」

「そうだなって、ゆいちゃんが今どれだけ」

「わかってるよ」



玲花さんの言葉を遮る滉牙さん。

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