一匹狼と野良猫。


謝ろうとした時、頭に手を乗せられて

わしゃわしゃとされる。

その方を見ると運転しながら

撫でてくれる滉牙さん。




「ほんと強いよ、ゆいは」




少しだけこちらを向いてニコッと笑う彼。

今度は後ろから手が伸びてきて

手を握られる。



「う〜〜〜ゆいちゃん。
本当に強い子。
大好きっ!! 愛してるっ!!」



玲花さんは涙目で優しく手を握ってくれる。

< 623 / 624 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop