一匹狼と野良猫。



「僕のせいだ、僕のせいで.......

〇〇......殺してだなんて....言わないで。


僕は......僕は君が居ないと生きていけない......

あぁ.....僕のせいだ。
ゴメン、本当にゴメン」



違う。

そんな言葉が欲しいんじゃない。



「〇〇。

今、ご飯作るからね。」




涙目のまま笑顔になり、

そっと割れ物を触るかのようにこちらに触れる男。



ご飯なんかいらないからさ、

殺してよ。



今すぐ、殺して.......

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