生徒会の姫と秘密
『芽依が倒れた!?』
『すぐ、帰る!』

とか、言ってみんなすぐに、帰ってきてくれるらしい。

実家に帰ってから、まだ1、2日しか経ってないって言うのに...。

そういえば、いつもは、寮の中じゃあまりメガネをかけていないのに、今日はかけていたな。

寝る時に邪魔だろうし、取っておこう。

メガネに手をかけ、メガネを外す。


途端に、ブワァと部屋中に霊力が充満した。

それは、とんでもなく強くて、俺達の霊力なんてゴミかすのように感じられるほどだった。

なんだ......これ...。

芽依から、これが出てるのか...?

と、疑いたくなる。

でも、明らかに、この部屋には俺達2人しかいなくて、俺はこんな強い霊力を持っていないから、これは芽依の何だろう。


そうして、俺は、ある事を思い出したのだ......。
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