俺のものになってよ
それは、あたしが昨日青木くんに聞きたかったこと。
それを聞いて、拒絶された時のことを思い出して思わず目を伏せる。
それを見た三橋くんが察したようにそっか、と小さく呟く。
「それは、藤井ちゃんにも言ってないのか…」
「三橋くんは、知ってるの?」
「まあこれでも一応、幼なじみだからね」
ふわりと微笑まれ、何故か負けたような気がしてムスッとしてしまう。
「ふっ、何?俺とあいつの仲に嫉妬してんの?きゃー、お熱いねー!」
「ちょ、やめてよ!そんなんじゃないってば…」
実は、三橋くんが少し羨ましい。なんて口が裂けても言えない。
「けど、まだ気にしてんのかな…あいつ」
「え…?」
ぽつりと呟いたその言葉の意味を知りたくて、聞き返した時
「…何してんだよ、お前ら」
三橋くんの背後から少し低い声が聞こえてきた。